今、僕の住んでる地域では瀬戸内国際芸術祭というのが開催されています。
これは瀬戸内海にある七つの島の屋外・屋内に芸術作品を展示し、これらをまわって鑑賞して楽しむイベント。
もともとベネッセコーポレーションが瀬戸内海の離島、直島で行っていたアート活動『ベネッセアートサイト直島』の成功、さらに近隣の島、犬島での『犬島アートプロジェクト』の立ち上がりを受けて開催されたものです。この2島に豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、高松港周辺を会場としています。
ただ、これら全部を見ようと思うと、かなりの気合いと時間が必要です。なんせ船で移動しないといけないので。1日じゃとても無理です。
今回、友人が新しく直島に出来たスポットを見たいというので、久々に行ってきました。時間もあまりないので、直島のみ。上記のようなイベント中であることもあり、かなりの人手でしたが、いくつかの家プロジェクトを見て、アイラブ湯で入浴もできたので、とりあえず目的は達成。
直島の港、フェリー乗り場には、芝生の広場があって、多くの観光客がくつろいだり、海を見たりしています。
そこに、アーティスト草間彌生(くさまやよい)さんの「赤南瓜(あかかぼちゃ)」という作品が展示されてます。
写真の作品がそれなのですが、見ての通りでっかい水玉カボチャで、中が空洞になっており、人が入れるようになっています。中に入って窓から外を眺めたりして楽しめる訳です。
近くには、『この作品は、芸術作品です。よじ登ったり、破損の恐れがある行為は決してしないで下さい。破損させた場合、修繕費を請求致します』と書かれた看板が。
普通、芸術作品などには直接触れてはならない。というルールがあります。作品の破損、汚損につながるからです。美術館の壁に大事にかけてある油絵に触ろうとする人はまずいないでしょう。いても係員が注意しますし。
しかし、屋外に設置されている上に、中に入ってOK、触ってOKのこのカボチャの場合境目が難しい。スタッフが見張ってる訳でもないので、小さい子供なんかキャッキャ言って遊んでいるうちに、そのうちよじ登り出すだろうなあと容易に想像がつきます。むしろ、そりゃ登っちゃうよなあ~子供だもの。親が諭してやるべきでしょう。
とか考えて見ていると、やっぱり子供はがんがん登ります! 中学生、高校生ぐらいの子達も登る風の仕草を見せます。いやいや、お前らはダメだろ! もう分かれよ!
でもまあ、そんな子達を含めて、このカボチャに集まって来る老若男女たちは皆とても楽しそう。家族で記念写真を撮ったり、はしゃぐ子供を眺める親とか。登ってる子にしたって、別にこの作品を壊してやろうとか悪意を持ってる訳じゃなくて、『楽しくてついつい』ですからね。それには、みんなで観光にきているという状況もあってのことですが、このカボチャが皆の笑顔の中心にいることは確かです。
いつかこのカボチャの前で撮った記念写真とか見て、楽しかった記憶が蘇るんだろうなとか、そう考えれば目くじら立てて『登るんじゃねえ!』ってのも野暮な話かなあと。草間彌生さんがそれを良しとするかどうかは分かりませんが、幸せな作品じゃないかと思います。
もちろん、公園の遊具とは違うし、知らなきゃなにしてもいい訳じゃないし、看板に『登らないで』。と書いてある以上、登っちゃダメですよ。
これは瀬戸内海にある七つの島の屋外・屋内に芸術作品を展示し、これらをまわって鑑賞して楽しむイベント。
もともとベネッセコーポレーションが瀬戸内海の離島、直島で行っていたアート活動『ベネッセアートサイト直島』の成功、さらに近隣の島、犬島での『犬島アートプロジェクト』の立ち上がりを受けて開催されたものです。この2島に豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、高松港周辺を会場としています。
ただ、これら全部を見ようと思うと、かなりの気合いと時間が必要です。なんせ船で移動しないといけないので。1日じゃとても無理です。
今回、友人が新しく直島に出来たスポットを見たいというので、久々に行ってきました。時間もあまりないので、直島のみ。上記のようなイベント中であることもあり、かなりの人手でしたが、いくつかの家プロジェクトを見て、アイラブ湯で入浴もできたので、とりあえず目的は達成。
直島の港、フェリー乗り場には、芝生の広場があって、多くの観光客がくつろいだり、海を見たりしています。
そこに、アーティスト草間彌生(くさまやよい)さんの「赤南瓜(あかかぼちゃ)」という作品が展示されてます。
写真の作品がそれなのですが、見ての通りでっかい水玉カボチャで、中が空洞になっており、人が入れるようになっています。中に入って窓から外を眺めたりして楽しめる訳です。
近くには、『この作品は、芸術作品です。よじ登ったり、破損の恐れがある行為は決してしないで下さい。破損させた場合、修繕費を請求致します』と書かれた看板が。
普通、芸術作品などには直接触れてはならない。というルールがあります。作品の破損、汚損につながるからです。美術館の壁に大事にかけてある油絵に触ろうとする人はまずいないでしょう。いても係員が注意しますし。
しかし、屋外に設置されている上に、中に入ってOK、触ってOKのこのカボチャの場合境目が難しい。スタッフが見張ってる訳でもないので、小さい子供なんかキャッキャ言って遊んでいるうちに、そのうちよじ登り出すだろうなあと容易に想像がつきます。むしろ、そりゃ登っちゃうよなあ~子供だもの。親が諭してやるべきでしょう。
とか考えて見ていると、やっぱり子供はがんがん登ります! 中学生、高校生ぐらいの子達も登る風の仕草を見せます。いやいや、お前らはダメだろ! もう分かれよ!
でもまあ、そんな子達を含めて、このカボチャに集まって来る老若男女たちは皆とても楽しそう。家族で記念写真を撮ったり、はしゃぐ子供を眺める親とか。登ってる子にしたって、別にこの作品を壊してやろうとか悪意を持ってる訳じゃなくて、『楽しくてついつい』ですからね。それには、みんなで観光にきているという状況もあってのことですが、このカボチャが皆の笑顔の中心にいることは確かです。
いつかこのカボチャの前で撮った記念写真とか見て、楽しかった記憶が蘇るんだろうなとか、そう考えれば目くじら立てて『登るんじゃねえ!』ってのも野暮な話かなあと。草間彌生さんがそれを良しとするかどうかは分かりませんが、幸せな作品じゃないかと思います。
もちろん、公園の遊具とは違うし、知らなきゃなにしてもいい訳じゃないし、看板に『登らないで』。と書いてある以上、登っちゃダメですよ。
写真見ただけで誰の作品かわかるね〜(笑)
返信削除オレもこれが公園にあったら遊具と勘違いするかも(^_^;)
タコ型の中に入れる滑り台とかよくあるやん☆
照雄さん
返信削除俺もそう思うよ。普通に公園にあったら、
『へ~ちょっと洒落た遊具だな』ぐらいのさ。
置かれる状況や、見る人によって価値って変わるよなあ。
僕もこの前で写真撮りました!
返信削除もちろん登ったりしていません。
nittyさん
返信削除よし! 大人だな!
はじめまして。
返信削除まさしさんのMovie styleからリンクを伝って来ました。
そして、この水玉カボチャを発見したので、コメントを。
先日友人がちょうどこれを見に行ってきて写真をみたばっかりなんです。なんてタイムリー!(流行ってるんでしょうかね?)
で、かぼちゃだとは知らずに、
「巨大てんとう虫」ってコメントを・・(恥)!
あたしがアートを理解できる日は遠いようですw