2010年6月12日土曜日

ドグマ

1999年公開のアメリカ映画。以前コメント欄で香織さんがお勧めしてくれた作品で、フィーストコンビ(?)マット・デイモンとベン・アフレックの仲良し2人が主役をはった作品です。

『ドグマ』というタイトルからして、メル・ギブソンの『パッション』のような重苦しいパッケージを想像していたので、TUTAYAで見つけた時は、あまりのことに拍子抜けしました。しかも置いてある棚のジャンルは『コメディ』。はっきりいって苦手なジャンル…。
しかし…ジャケ絵と「ブチ切れた天使」のコピーには見覚えがありまくりで、恐らく10年前の最新作だった頃にも、俺はこの作品を敬遠したんだな、好みも変わらないなあ…と
感慨に耽ってしまいました。こうして10年を経て再び巡り合ったのも何かの縁。今回は腹をくくって鑑賞です。

大筋は、
かつて神の人類を罰するという意思に背いて人をかばった2人の天使、
ロキ(マット・デイモン)とバートルビー(ベン・アフレック)。2人は神の怒りを買って人間界に追放されてしまう。長く人間界で過ごしていた2人に、不意に天界に戻るチャンスが訪れるが…。
キリスト教をバカにしている…というか茶化しているような内容なので、ブラックなノリ。この『毒』をどう考えるかですが、大半の日本人はそんなにこだわりなく観れるでしょ。天界を追放されたとはいえ、神の教えに背く人間を「炎の剣」は使えなくとも、銃でバッサバッサ裁く2人の天使はおかしくも痛快。

この映画は、なんだか不思議な展開をみせます。ジャケットにいかにも主役って感じで出ているロキとバートルビーのコンビ。物語も初めは2人を軸に展開しますが、話が進むにつれ、2人の立場は主役から敵役にシフトしていき、「あらら…そうなんだ…」って感じで可哀想な扱いになってしまいます。そういう意味では、展開が読みづらい作品でフィーストとも通じるものがありますね。あと、なぜかチープさが漂うのが同じです。

マット・デイモンとベン・アフレックの2人がやっぱ若いな~。映画の本筋とは全然関係のないところで、懐かしさを感じてしまいました。おバカ映画なので、ノリで楽しめる人と、まじめなキリスト教徒じゃない人にお勧めしておきます。

2010年6月5日土曜日

パソコンを買い換えてみる。

ペンタブレットを買った時に自宅パソコンのパワー不足に触れましたが、この際…ということでPCも新調しました! DELLのstudio XPS 8100! 7年ぶりの買い替えです。

今までsonyのVAIO PCV-HS22BL7を使っていました。素のメモリは256MB。512MBを増設、計768MBで使用していましたが、さすがに画像処理系ソフトを動かすには馬力が足りない。自宅で仕事をしようか、という時にはかなりのストレスもありました。加えておもしろがって色んなソフトをインストールしまくったためか、なぜか他の動作もかなり悪くなっていて、インターネットでさえ動きが悪い状態でした。一応ディスクのクリーンアップやデフラグ、いらないソフトはアンインスト-ルしてみましたが、イマイチ。もともとVAIOもそんなに使い込んでた訳じゃなく、一時期は置物化してた時代もあり、ちょっともったいない気はしましたが、7年前のモデルだし、メモリ増設しての続投よりも、先を考えて買い替えてもいいかもな…。という結論に至り購入です!

しかしパソコンはムチャクチャ安くなりましたね。手持ちのVAIOと比べて、夢のような高スペックマシンが、当時VAIOを買った価格より全然安く買えちゃうのですから!

DELLマシンにしたのは、必要最低限な物しか付属しない分、価格の割にマシン自体は高性能。という印象で。
先代VAIOにはなにやらソフトがたくさん付いて来ましたが、大抵使いませんでしたし。

VAIOのいいところは、
国内ブランド品であることと、デザインがカッコいいこと。
でも現在のモニタ一体型モデルだと拡張性に疑問を感じるのと、やはり価格は少し割高です。
『国内ブランドである』という安心感も捨てがたいですが、(パソコンも家電製品ですから、故障時などのサポート面で安心できるような気がする…)なんでもかんでもインストールしろ。と言われるのにも飽きたし。

詳しい人に聞いたら、「それならDELLかHPがいいんじゃないか」ということで。HPには個人的にあまりいい思い出がないので、DELLに白羽の矢がたった訳ですよ。


メモリ8GB積んで、OSはwindows7 64bit。
32bitと少し迷いましたが、やはり先を考えれば、64bit版 かなあ…と。メモリも8GBにしたし、それ活かさないとね!最悪動かないアプリはXPmodeで大丈夫だろ! そんな訳でエディションはプロフェッショナルでオーダー!

VAIOのメモリ768MBと比べ、数値上は10倍以上!
これでサクサク快適だぜ~と浮かれていた訳ですが、いざ
セッティングしてみると、色々なことが起こります。

肝心のCS2はwin7にインストールはできるけど、起動させるといきなり落ちてしまい、使えない!
それじゃあ…とXPmodeにインストールして使用可能にはなりましたが、重たい!
これはホストである7側で仮想マシンの設定を色々いじって、大分よくなりました。
仮想マシンとはいえ先代VAIOよりも全然いい動きです! よしよしひと安心。

と思ったのですが、ペンタブを使用したら、なんだか動きが鈍い…。なんで?
ペンタブのドライバをXPmodeにも入れたらいいのか? と試してはみましたが、
意味ないようでした。まあ、マウスみたいなもんな訳で、それのドライバをホスト側、仮想マシン側、2箇所に入れるのも変といえば変だし…。誰か解決策知ってたら教えて下さい。

とまあ、そんなこんなで、処理が重いソフトを使う時にXPモードを起動して使用。大幅に増えたメモリとCPUの性能をXPを動かすのに使い、その上でさらにソフトを動かすという、すこぶる性能の無駄遣いのような気がしますが、ちゃんと64bitに対応したソフトがないとしょうがないので、なんだかなあ~というところではあります。それでも通常の使用に関していえば、かなり快適になりました。win7は基本的にはXPに使用感が近くてよいです。マシンのスペックが跳ね上がったんだからxpと比べて7の起動時間、処理スピードがどうかとかは分かりませんが。

cs2も64bit上で動く。という人もいるみたいなので、もうちょっと試せば、なんとかなるのかな~。しばらくは色々試してみよう。