2013年2月4日月曜日

たまには映画の話題でもと part1





久々の更新となった今回ですが、
少し私のブログの書き方を説明しますと、ちょこちょこ書いて話がまとまったら更新しているのです。

で、仮面ライダーの映画を観た話など、書き始めて半年ほうっておいたので、文章中明らかに時期がおかしい所がありますが、
もう面倒臭いので修正しません! 気づいたら年越してたよ! もう2月だし! これを読んでいる貴方、2013年も時々このブログを観て下さいね!

ではスタート!

夏、久々に映画館に足を運びました。観たのは
・仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!
・特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE 東京エネタワーを守れ!

同時期公開されていたアメリカヒーロー大集合のアベンジャーズではなく、日本のヒーロー物。

本当は別のヒーロー、ダークナイト・ライジングを観たかったのですが、長男のお供なので、そういう訳にも行きません。

最近映画に割ける時間が減ってしまい、鑑賞もままならないのですが、
一年間以上このブログで映画ついて書いてなかったので、ここらでひとつ、近年レンタル・劇場で見た映画についての感想を短めに列記して行きたいたと思います!

・仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!
・特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE 東京エネタワーを守れ!

ヒーロー映画2本立。まずはゴーバスターズ。尺が短く、展開が早い早い! アクションやロボ戦は凝ってましたけど少し豪華なテレビ版って感じで、
どうしてもフォーゼの添え物的な……。
で、仮面ライダーフォーゼ。 こちらはテレビ版もクライマックスを迎え、大盛り上がり。幹部ゾディアーツの全員一挙登場、次期ライダー「ウィザード」の見せ場もバッチリ! 過去ゾディアーツ化した生徒達の全員登場など、とにかく熱い。特に良かったのは12使徒との乱闘バトルシーン。40種あるアストロスイッチの組み合わせで様々な戦法を繰り出すフォーゼが楽しい。TV版では最強形態であるコズミックステイツにすぐ変身してしまうので、常々スイッチの特性をもっと活かして欲しいと思っていた俺には大満足。
意外にカーアクションがしっかり作られていたのには驚きました。結構な時間カースタントが展開されるのですが、スーパーパワーを持つ子供向けヒーロー作品でそこまでカースタントにこだわる必要があるのかどうか? 子供はあんまり興味ないんじゃ…。 
でもこちらは充分に映画らしい豪華さのある作品でした。 もうフォーゼとお別れと思うと寂しいのですが、また年末のウィザードの劇場版で共闘するようで。

↑このウィザードとフォーゼが共闘する映画はもう公開されました!(2013年1月現在)

僕が考える男前=ブラッド・ピット
バーン・アフター・リーディング  イングロリアス・バスターズ

バーン・アフター・リーディング
ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット出演
コメディ映画。とにかく登場人物がバカばっかり。このバカさ加減が、「あははバカだな〜」って感じではなく、呆れかえってしまうようなバカさ。そういうバカバカしさを楽しむ作品です。ブラッド・ピットは体を鍛えることしか頭にない筋肉バカ役。こういう変な役を演じているブラピってとても楽しそうに見えるんだよな〜。好きなのかな。
終盤みんなそれなりに酷い目にあうのですが、一番イラッとくる奴が最後までそのままなのが、最もイラッとくる作品でした。

イングロリアス・バスターズ
タランティーノ作品ですね。ブラピは通称「バスターズ」と呼ばれる部隊を率いて、ナチスを血祭りに上げるレイン米陸軍中尉役。やり手だけどこれもまた変人みたいなキャラでブラピはとても楽しそう。
映画全体の感想としては、とにかく『長い』。
タランティーノ作品て、登場人物がウダウダしゃべるシーンが多くて、そこが面白い部分でもあるのですが、今作ではそこが余計に感じたというか、テンポが悪いというか、なんか無駄に長くないですか?


僕が考える『様』=レオ様

シャッター アイランド
レオ様は、精神疾患のある犯罪者を隔離収容する孤島の刑務所でおきた事件を捜査するため、島に乗り込む刑事役。関係者の発言はどこかおかしく、謎は深まる…。何が真実か?系のお話。中々楽しめました。
しかし近年見た、ディパーテッド、ブラッド・ダイヤモンド、インセプションなど、とにかくレオ様は精神的に追い詰められる作品が多く、ブラピとは対照的。おかげでレオ様も苦悩の皺と無精ひげが似合うタフガイになったね!



宇宙人がやってきた! 
世界侵略: ロサンゼルス決戦  カウボーイ&エイリアン

世界侵略: ロサンゼルス決戦
ロサンゼルスに襲来した宇宙人の軍勢にアメリカ海兵隊の部隊が立ち向かうSFアクション映画。ちょっとスケールの大きなSFを観たくて借りました。

不利な戦況の中、人型のパワードスーツを装着し侵攻してくる宇宙人の歩兵部隊と戦うのですが、国とか地球規模の戦局じゃなくて、あくまで部隊規模のお話。

そこで一つ大きな疑問があるのですが、人類が把握できていないような外宇宙からやってきた、つまりは人類より数段優れた『超科学力』を持つエイリアンが、人類を制圧しようとする際にわざわざ白兵戦を仕掛ける必要があるのか? ということです。
しかも白兵戦ならそこそこいい勝負に。

異星人は地球の『水』が目的で侵攻してきたとのことなので、汚染等を避けたかったということかもしれませんが、それならそれでまた別のやり方があるような気がするのですが。
トム・クルーズ主演の『宇宙戦争』に出てくるエイリアンのようなやり方が理にかなってるのではないでしょうか?
わざわざ白兵戦でトドメを刺しにきたのに、そのせいで戦況を覆されるって…ねえ…。

カウボーイ&エイリアン
こちらはダニエル・クレイグ主演、1873年のアリゾナ準州が舞台。エイリアンは地球の『金』を目的にこの地に偵察隊を派遣。金の採掘と、地球制圧のため人類の調査を開始したエイリアンの偵察隊は人をさらって人体実験を始める。
主人公ジェイクダニエル・クレイグ)は砂漠で目を覚まし、記憶がまったくないことに気づく。腕には奇妙な金属製の腕輪がはめられていた。

この時代設定では、まともにやったらどうやったって人類側の兵器が宇宙人に通用するはずがありません。
ではどうするか?………つまり『超科学力』を持つエイリアンと戦うにあたり、最も納得のいく方法とは、『エイリアン側の武器を奪って使用する』ことではないでしょうか! (またはエイリアン側の兵器を無力化するインデペンデンス・デイ方法があります)
じつはジェイクの腕にはめられている腕輪はエイリアンの兵器なのです!

さらにこの映画ではエイリアンは人間を『虫』程度にしか思っておらず、完全に舐めきっているので、その油断をついて科学力の差を埋め戦います。なるほど、納得。
しかし! 納得いかないことがやっぱりあります! ジェイクの腕にはめられている腕輪はエイリアンのクルーが身に着けている、兵器兼万能装置ですが、これに結構大きな威力の自爆装置が組み込まれているのです。そりゃいくらなんでも危ないでしょう。エイリアンの一人が情緒不安定になってうっかり自爆したらすべてパーじゃないですか! それともエイリアンの中のスーパーエリートだからそんな心配はないのでしょうか? いや、しかし威力が強すぎでしょやっぱ。



家族に招かざる客
ファニーゲームUSA  エスター

ファニーゲームUSA
家族に新たな人物が加わって騒動を起こす系。こちらはGyaO!でやってたのを見ました。

夫、妻、息子の3人家族がバカンスを過ごすため別荘地へ。妻が料理を作っていると、金髪の美しい青年2人が食材を分けてもらえないかと訪ねてくる。最初は丁寧な物腰の青年達だったが、徐々におかしなことを言いはじめ…。
この狂気の青年2人が、ただただ家族を虐げる。酷い作品です。何かあるのかと思い最後まで観てしまいましたが、ただそれだけ。しかも終盤 禁じ手とも言える方法を出してきます。それをやっちゃあ…。
とにかく理不尽すぎて腹が立つのですが、そのせいで印象に残っているという作品ですね。

エスター
とにかくジャケが不気味で借りるのをためらってしまう作品でしたが、結構高評価のようなので観ました。

夫、妻、息子、娘の4人家族が主役。妻は3人目の子供を流産したことを気に病み、夫とも相談し養子を取ることに。エスターという9歳の女の子を家族は養女に迎える。
模範的な良い子であったエスターだが、妻と子供の周りで不可思議な事故が起きはじめ、身の危険を感じるようになった妻は事故はエスターが仕組んでいるのではないかと疑いだす。しかし夫はそれをまったく信用せず、妻の精神状態が良くないのだと思い、夫婦間にもズレが生じ始める。
この
妻「本当なの! 〇〇〇〇があれでこれで、信じられないけど本当なの!」
夫「HAHAHA。なにを言っているんだい、そんなはずはないよ。君は疲れてるのさ!さ、ゆっくりお休み」
的なやりとりはホラーの定石ですね。
終盤に明かされるエスターの秘密と目的が、少々気味悪く、おばけ的な意味で怖いのとはまた違う生々しい不気味さがありました。


その他

パイレーツ・オブ・カビリアン 生命の泉
この映画はジョニー・デップが超かっこいい映画だからオーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイがいなくても全然平気さ! と思っていたのですが、いなかったら案外寂しかった。そんな感じ。

ブラインドネス
ジュリアン・ムーア主演作品。突然視界が真っ白になり、失明するという症状が爆発的に広がる。感染症と判断した政府は感染者を隔離施設に収容。
主人公はなぜかこの感染症にかからないが、収容所に入れられることになった夫を心配し、自分も目が見えないフリをして夫とともに収容所に入る。感染者は増え続け、パンク寸前の収容所は徐々に無秩序状態に。派閥による独裁、反乱。そして収容所の外の世界は…。

不思議な映画でした。
本当は目が見える主人公は収容所生活を少しでもよくしようと奮闘しますが、目が見えないことや収容所での生活で消耗し、どんどん利己的になる他の収容者達に翻弄されます。自分が守ろうとする者から感謝されず、裏切られる。
しかし、主人公の感情描写は希薄で、なにか達観したかのような雰囲気で淡々としています。それに対して、目の見えない夫や他の収容者の感情は分かりやすいです。

目が見えるけど感情は見えづらい。目が見えないがゆえに感情が分かりやすい。この対比が不思議。
だからといって主人公は聖母のように全てを許し、救おうとしているわけでもなく、自分の守れる範囲を決め行動します。それは時に残酷に見えることもあります。
主人公が本当はどんなことを考えているのか?そこが一番気になる作品でした。

あと伊勢谷友介と木村佳乃が夫婦役で全編に出てます。 意外な作品に出てたので驚きましたが、やっぱり美男美女だな〜。

アンチクライスト
公開時に過激な性描写が物議を醸したミニシアター系作品。
夫婦の情事中、幼い子どもが誤って窓から転落死してしまう。自責の念に囚われた妻は序々に精神を蝕まれていき、性行為に依存するように。セラピストである夫はなんとか妻を救おうとするが…。
狂気に囚われた描写や展開といい、いい出来だと思いますが反面アート色が強く、好き嫌いは分かれるでしょう。久々に心底ゾッとさせられた作品でした。

パート1ここまで。パート2に続きます。以外と観てますね…。