2015年7月27日月曜日

子供とコーヒーと疑問とTSUTAYA



子供がとにかく「なんで?」「どうして?」とあらゆることについて聞いてくる。
「どうしてウンチはお尻の穴から出るの?」とか「どうして忍者は高くジャンプできるの?」と
実に子供らしいことから
「地球があって、宇宙があって、宇宙の外はどうなってるの?」とか「どうして僕は生まれてきたの?」と
こちらがギクリをするようなことまで聞いてくる。

俺が分からないことは
「お父さんにも分からない。たくさん勉強して大きくなって、答えが分かったらお父さんに教えてくれ」
で済ましている。
この質問攻めには参ってしまうが、この無邪気な探究心は俺にもまだ残っているのです。

週に数回、近所のコンビニでカフェラテを買う。
いつも同じ物を買うので、馴染みの素敵な店員さんが、
「次に来られる時はカフェラテが220円から180円に値下げされてますよ」と教えてくれた。

すると単純な疑問が頭をもたげてくる。どうして値下げされるのだろうか?
それはもう口をついて出ている。
「どうしてですか?」
答えは
「さあ〜? どうしてなんでしょ?」

せち辛いこのご時勢、値上がりすることはあっても、値下がりするのは珍しいのではないか?
しかも220円から180円に値下げとなれば、結構な値下げだ。
しかし、データを集計してカフェラテが沢山売れることが分かったから材料の大量発注でコストを下げたとか、材料の質を落としたとか、ホントにそんな理由なら店員さんも言いづらいだろう。

ここは野暮なことを言わず
「値段が下がるのは嬉しいですね」ぐらいでケリをつけておくべきなのだ。


以前スターバックスでこんなことがあった。

来店すると、今まで一番大きいサイズだった Grande(グランデ)を超える Venti なるサイズが登場していた。
そこで、さっそく接客してくれた若いかわいい女性店員に尋ねる。
「なんて読むんですか?」

若いかわいい女性店員は満面の笑みで
「これはイタリア語でベンティと読みます!」と元気良く教えてくれた。

するとさらに疑問が頭をもたげてくる。
「どういう意味なの?  Grandeより大きいサイズだから、すごく大きいとかそんな意味?」

すると女性店員さんは
「あっ…えっと……意味は分からないんです。ゴメンなさい…」と しゅん としてしまった。

しまった! お姉さんに恥をかかせてしまった!

「いや! 大丈夫です! 僕も分からないし! それよりどうですか?僕とお茶でも?」
と冗談を言って場を和ませようと思ったが、俺ももう若者ではない。このセリフを全部言ったら
完全にオヤジが若い女の子を困らせている図になってしまう!と思いとどまり、
「いや! 大丈夫です! 僕も分からないし! ハハ…」となった。


そういえばTSUTAYAでもこんなことがあった。
TSUTAYAでは店舗でレンタルしたCDやDVDを郵送で返却できるというサービスがある。
それをはじめて利用した際、大学生らしき店員のお兄さんがシステムを説明してくれた。

「この郵送返却専用の袋に入れて、返却期限当日の朝8時までにポストに投函してください」とのこと。

そこでまた色々な疑問が頭をもたげてくるのだ。
「えっ? 当日の朝8時までにポストに入れたら大丈夫なの?」

「はい。大丈夫です。」と店員さん。

一言でポストと言っても場所や集荷時間もまちまちだ。中には1日に1回しか集荷されないようなポストもあるだろう。
それでも当日の朝8時までに投函すれば同じ。不思議だ。だいたいどうして朝8時までに投函したと分かるのか?不思議だ。


「え、じゃあ(借りたのは岡山の店舗)北海道とか沖縄のポストからでも朝8時までに投函したら大丈夫なの?」

本当に聞きたかったのだが、さすがにこれを聞いたらバカだと思わるんじゃないかと思い、聞くのはやめた。


聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥 と言いますが、

聞かれる方にだって
『そんなこと俺に聞かれても…』ということもあるのだ。

なんでもかんでも聞けばいい訳ではない。
答えを持っていそうな人に聞くべきだ。

子供はいつまで俺に質問をしてくれるだろうか。

2015年6月25日木曜日

妻と喧嘩して1週間も口をきいてないが、家族で妻の実家にいく用事があるとき


『おい。どうする?』


自問自答を繰り返すが、

さっぱり分からない。どうしようもない。いかんともしがたい。

大体どうして妻と喧嘩になったかと言うと、これはまったく俺は悪くない。
妻からすれば普段の俺に何か含む所があって、きっかけがあって噴出したのかもしれないが、
あの態度はない。普通の人なら怒る。俺は絶対悪くない!

………いや、やめよう。どちらが正しいかなんて今は意味が無い。ただ険悪になって1週間口を聞いていない。
お互い歩み寄るつもりもないという事実のみ。男と女の間には大きな川が横たわっているのである。お〜こわ!

次の連休、妻の実家に帰り、お客様を迎えて一緒に食事をする予定がある。
なので俺も妻実家の一員としてお客様をおもてなししなければならない。

テーブルの端に座って口数少なくビールを煽り、子供の相手をしてお茶を濁しつつ過ごす訳にもいかないのだ。
なにかしら妻との連携は必要になるはずだ。


なにせ夫婦喧嘩はカッコ悪い。犬も喰わない。

周囲に『こいつら喧嘩してるの?』と勘付かれ微妙に気を使われるのは、もう果てしなくカッコ悪く、恥ずかしい。ダサい。
でもしょうがない、俺は悪くないし。

ここで俺だけ行かないという選択肢はない。普段から妻の両親には非常に良くしてもらっているからだ。
適当に『仕事が…』とかいって欠席するような不義理はとてもできない。しかし険悪な雰囲気を察せられるとカッコ悪い。

とはいえ「もういいじゃないか。仲直りしよう」とこちらから歩み寄るなど考えられない。
大体なんなんだ?、妻が一言「あの時はイライラしちゃって。ゴメンね」と言えば俺もやぶさかじゃあない。
こんなにもんもんとしないでも済むのに。チクショ〜!

八方塞がりだ。


せめて自分の気持ちの落とし所を探ろうと考えあぐねていると、ぼんやりと答えが見えてきたような、そんなような気がした。
その答えとはこうです。

かつてドラゴンボールの主人公、孫悟空はこう言った。


「まずはスーパーサイヤ人でいることに慣れるんだ」


スーパーサイヤ人とは主人公 孫悟空の一族(サイヤ人)の中でも特に才能を秘めたごくごく一部の者のみが、
怒りで理性のタガが外れるなどのきっかけを経て得られる究極の覚醒状態で、戦闘能力が信じられない程アップする、まさしくスーパーパワーアップした状態のこと。

が、悟空はこのスーパーサイヤ人状態をキープし、さらなる高みを目指そうとするのである。

つまり我々夫婦も、この『喧嘩して口をきいてない状態』を特別に考えずに

「僕達夫婦は元からこうでしたよ〜」
「普段から会話のない無口な夫婦なんです〜」と

しれ〜っとしていればいいのではないか?

喧嘩してるからと不穏な空気を出さず、しれ〜っとしていればいい。これが普通なんだ。俺はスーパーサイヤ人だ。
そう考えるとなんだかやれそうな気がしてきた。


でもさ、

悟空はいいよ。どんどん強くなるだけだから。

うちの夫婦関係はこの先どうなってしまうのだろうと、一抹の不安が頭をよぎる。

そんな夜だった。

それでもボクは悪くない。

せめてイラストはかわいくしておきました。

※ここまで読んでくださった付きあいのいい、かつ聡明な皆様ならもちろんお分かりだとは思いますが、
これは全部フィクションですので本気にしないでください。

2015年5月25日月曜日

趣味は読書の鉄壁さ

「趣味は読書です」と言う人にはあまり会ったことがないが、
そう言われたら多分「あ、知的な人なんだ」「物静かな人なのかな?」と思ってしまうだろう。
そういうイメージ。

「最近はよく雑誌や本を読んでます」と言われれば「へ〜どんな本?」と気楽に返せるが、
ズバリ「読書」と言われるとその奥深さにおののいてしまう。
うかつに会話を続ければ自分の知識の浅さが露呈してしまうから。

「こないだ村上春樹の新作をやっと読破しました」
「あなたもハルキスト? 僕も読みました。 あの作品は〜」 なんて会話、俺は一生することがないと思う。

とにかく読書はなにか、ふざけようがなく、茶化しにくく、『賢そう』なので、
ケチのつけようがない、ゆえにとっつきにくい鉄壁の趣味なのだ。

そこには憧れがある。

大体、先に書いた会話相手は全て女性を想定している。

まじめで成績優秀、いつも図書館で本を読んだり、勉強しているような委員長(もちろん女の子。しかもかわいい)
話しかけたいけどきっかけがない…。
儚いあこがれ…初恋…。

“読書”という言葉が持つ繊細さ、限りなく透明に近いブルーさ、純粋さ、そして『触れてはならぬ感』はこのイメージを内包しているからなのだ!

まあ、全てベタな妄想だけど。


こないだ、読みたかった本が手に入らないのでネットで古本を買った。
本の価格はナント1円!、送料が257円で合計258円。

これで一体誰が儲かるのだ? 

本当に不思議だが、他人の商売を心配するのもバカらしいので考えるのはやめた。


古本はあまり好きじゃない。
活字本は長い時間を共にするため、時にソファーで、時にベッドで読む。
そういう時身に覚えのない、ページに挟まったおかしのクズ、何かよくわからない「毛」などがはらはらと落ちてきたら、微妙な気持ちになる。
古本は前の持ち主の影に怯えなければならない。

しかしこれが電子書籍にはない、物体としての本の強みでもある。
紙の質感。手触り、インクと紙の匂い。古本であれば前の持ち主の痕跡など、
そういう人間味、ドラマがあるじゃあないか。

そういえば『匂い』

古本は明らかに新品とは違う、古本屋独特の香りがする。
あの匂いは何の匂いだろう? 紙が年月を重ねて?
防虫剤? 

届いたばかりの古本を手に取り、匂いを嗅いでみる。
『できれば新品みたいな匂いがしないかな?』

想像していたのとはまったく違う匂いがした。

女性の香水のような、化粧品のような匂い…
ありていに言えば、1人暮らしをしている女性の部屋の匂い。

あまりに想像とかけ離れていて動揺した。
でもちょっと得した気になった。

俺は知的とは程遠い人間だと思った。



2015年5月12日火曜日

嫌いな事があるので、本を読むことにした。

特に理由はないけど「嫌だなあ」と思うことってないですか?
あるいは不条理な理由で「気にくわない」こと。

複雑な思考をもつ人間、自分でも理由が分からない『よく分からないが気に入らない』が
1つや2つあって当然です。
むしろ『分かるけど気に入らない』ことすらあるのが人間じゃないですか?


今回はブログを再開しようと思った話です。

昨年、携帯電話をガラケーからiPhoneに変えました。『別に…』みたいな気持ちで
スマートフォンに変更したのですが、これがまあ超便利!
WEBを見ることに関しては画面が小さいだけでほぼパソコンと同じ、うちの長男(6歳)
は、いつの間にか見よう見まねでスマホを扱えるようになり、
保育園で情報を仕入れてきたのか、
youtubeで『ヒカキン』とか『レオンチャンネル』とかいう動画を見ているのです。
ついつい「ちょっとだけなら動画見ていいよ」と言っちゃう甘いパパである

今、この時代に生まれてきた子供たちです。現代の常識としてこのようなデジタル機器を普通に扱えることも必要だと考えていますが、でも俺はどうしても『気にくわない』ことがあります。

子供達が各々の3DS(任天堂の携帯ゲーム機)やタブレットを持って集まり、ゲームをしている姿です。顔と顔を突き合わせているのに、各自が自分のゲーム画面に視線を向けて遊んでいる姿がイヤなんです。
別のモニタを見ててもみんなで1つのゲームをしていることも分かっていますし、それが今の子供達のコミュニケーションツールになっているのも分かるのですが、なんかイヤ。
そりゃ俺だって複雑な思考をもつ人間ですからね。とにかくイヤなんですよ。 

かつて自分の親達が、ファミコンを苦々しく思っていた気持ちが今ならなんとなく分かります。


だから、まだ3DSを買ってやるつもりはないし、携帯で動画を見せるときも厳しく時間制限しています。

ところが、ところがです! 当の俺の方が何かとiPhoneばっかり見てしまうのです。なんせWEBでありとあらゆる情報を調べられるんですから。

一応、時間がゆるせば家族で同じ空間にいることも大事と考えている私。
子供たちをお風呂に入れ、晩御飯を食べさせ、ひとしきり一緒に遊んだ後。
子供たちはテレビを見たりおもちゃで遊んだり。妻は食事の片付け。
そういう時、俺はついついスマホ見ちゃうんです! 

「なんでお父さんは良くて僕はダメなの? お父さんズルい!ケータイばっか見て!」

だよね、お父さんズルいよね。分かるよ君のその気持は。
逆の立場なら俺も絶対そう言うな。
こりゃしめしがつかないな、と。

でも、携帯は制限してもテレビはほぼ自由に見せているので、俺はテレビを見て楽しむこともできないし、手持ち無沙汰なんだ、パパは!

そういう時、リビングで過ごす父親としてふさわしい姿とはなんだろうか? 

新聞読んだり、本を読んだりすればいいかと考えたのです。

ひょっとしたら子供も「お父さん勉強してる」と、

俺をより尊敬してくれるかもしれないし。


そんな訳で読書に力を入れようと思う最近。

本を読んでると、不思議と自分でも文章を書いてみたい気になるのです。
映画や漫画を観ても、「じゃあ俺も撮ろう、描こう」とは決して思わないですが、
文章の場合は思考とイコールで、頭の中で完結できるからでしょうか。

そういう、風が吹けば桶屋が儲かる。的なiPhoneに替えたらブログ再開したくなった話。

どこがどう繋がるか、分からないものです。

最近読んだ本。本棚を見ると、その人の人柄が分かるといいます。

2015年5月4日月曜日

きっかけが必要なんです。

もう2年間ほったらかしにしているこのブログ。

なんでそうなったのかと言いますと

このブログをはじめた当初、お付き合いしてくれていたブロガーさん達が徐々にブログから遠のいていったことの寂しさ、
また日常のちょっとしたことはfacebookに書くようになって、ブログを書くことの興味が薄れ、結果ここを更新することがなくなりました。

でも時々自分が書いたブログを見返すと、結構面白いんです。

「俺って良い文章書くな〜天才だわ。小説書いて賞に応募しよ。」

ってことじゃなくて、
過去の自分が何にハマってて、こんな事を考えてた。とか、もうホントのホント
日記的に面白いのです。ブログですから。

最近ちょっとしたきっかけもあったので、またブログを書こうと思いたちました!

「日記ならチラシの裏にでも書いてろ、このヤロー」

とも自分で思うのですが、

まあ、そう言わず。

結局人って寂しい生き物じゃないですか?

悩み事があって、インターネットで検索してみたりすると、
同じ事で悩んでいる人のブログやQAやyahoo知恵袋が引っかかって

「ああ、自分だけじゃないんだ…」

と少しホッとしたりすることないですか?

別にそれで問題が解決する訳じゃくても、同志がいると思うとちょっと心強い気になったり、ならなかったり。

だから俺の拙い文章でも、ひょっとしたら誰かが楽しいと思ってくれたり、共感してくれたり、もしかしたら助けになる………ようなことはまずないか。
同じ趣味や興味を持つ人と知り合えたらいいな〜と思いつつ、公の場であるWEB上で日記を書くよ! 今日から俺は!

2013年4月24日水曜日

4コマまんが

ムンくん は僕イチオシのオリジナルキャラです! どうですかね?




2013年2月4日月曜日

たまには映画の話題でもと part1





久々の更新となった今回ですが、
少し私のブログの書き方を説明しますと、ちょこちょこ書いて話がまとまったら更新しているのです。

で、仮面ライダーの映画を観た話など、書き始めて半年ほうっておいたので、文章中明らかに時期がおかしい所がありますが、
もう面倒臭いので修正しません! 気づいたら年越してたよ! もう2月だし! これを読んでいる貴方、2013年も時々このブログを観て下さいね!

ではスタート!

夏、久々に映画館に足を運びました。観たのは
・仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!
・特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE 東京エネタワーを守れ!

同時期公開されていたアメリカヒーロー大集合のアベンジャーズではなく、日本のヒーロー物。

本当は別のヒーロー、ダークナイト・ライジングを観たかったのですが、長男のお供なので、そういう訳にも行きません。

最近映画に割ける時間が減ってしまい、鑑賞もままならないのですが、
一年間以上このブログで映画ついて書いてなかったので、ここらでひとつ、近年レンタル・劇場で見た映画についての感想を短めに列記して行きたいたと思います!

・仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!
・特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE 東京エネタワーを守れ!

ヒーロー映画2本立。まずはゴーバスターズ。尺が短く、展開が早い早い! アクションやロボ戦は凝ってましたけど少し豪華なテレビ版って感じで、
どうしてもフォーゼの添え物的な……。
で、仮面ライダーフォーゼ。 こちらはテレビ版もクライマックスを迎え、大盛り上がり。幹部ゾディアーツの全員一挙登場、次期ライダー「ウィザード」の見せ場もバッチリ! 過去ゾディアーツ化した生徒達の全員登場など、とにかく熱い。特に良かったのは12使徒との乱闘バトルシーン。40種あるアストロスイッチの組み合わせで様々な戦法を繰り出すフォーゼが楽しい。TV版では最強形態であるコズミックステイツにすぐ変身してしまうので、常々スイッチの特性をもっと活かして欲しいと思っていた俺には大満足。
意外にカーアクションがしっかり作られていたのには驚きました。結構な時間カースタントが展開されるのですが、スーパーパワーを持つ子供向けヒーロー作品でそこまでカースタントにこだわる必要があるのかどうか? 子供はあんまり興味ないんじゃ…。 
でもこちらは充分に映画らしい豪華さのある作品でした。 もうフォーゼとお別れと思うと寂しいのですが、また年末のウィザードの劇場版で共闘するようで。

↑このウィザードとフォーゼが共闘する映画はもう公開されました!(2013年1月現在)

僕が考える男前=ブラッド・ピット
バーン・アフター・リーディング  イングロリアス・バスターズ

バーン・アフター・リーディング
ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット出演
コメディ映画。とにかく登場人物がバカばっかり。このバカさ加減が、「あははバカだな〜」って感じではなく、呆れかえってしまうようなバカさ。そういうバカバカしさを楽しむ作品です。ブラッド・ピットは体を鍛えることしか頭にない筋肉バカ役。こういう変な役を演じているブラピってとても楽しそうに見えるんだよな〜。好きなのかな。
終盤みんなそれなりに酷い目にあうのですが、一番イラッとくる奴が最後までそのままなのが、最もイラッとくる作品でした。

イングロリアス・バスターズ
タランティーノ作品ですね。ブラピは通称「バスターズ」と呼ばれる部隊を率いて、ナチスを血祭りに上げるレイン米陸軍中尉役。やり手だけどこれもまた変人みたいなキャラでブラピはとても楽しそう。
映画全体の感想としては、とにかく『長い』。
タランティーノ作品て、登場人物がウダウダしゃべるシーンが多くて、そこが面白い部分でもあるのですが、今作ではそこが余計に感じたというか、テンポが悪いというか、なんか無駄に長くないですか?


僕が考える『様』=レオ様

シャッター アイランド
レオ様は、精神疾患のある犯罪者を隔離収容する孤島の刑務所でおきた事件を捜査するため、島に乗り込む刑事役。関係者の発言はどこかおかしく、謎は深まる…。何が真実か?系のお話。中々楽しめました。
しかし近年見た、ディパーテッド、ブラッド・ダイヤモンド、インセプションなど、とにかくレオ様は精神的に追い詰められる作品が多く、ブラピとは対照的。おかげでレオ様も苦悩の皺と無精ひげが似合うタフガイになったね!



宇宙人がやってきた! 
世界侵略: ロサンゼルス決戦  カウボーイ&エイリアン

世界侵略: ロサンゼルス決戦
ロサンゼルスに襲来した宇宙人の軍勢にアメリカ海兵隊の部隊が立ち向かうSFアクション映画。ちょっとスケールの大きなSFを観たくて借りました。

不利な戦況の中、人型のパワードスーツを装着し侵攻してくる宇宙人の歩兵部隊と戦うのですが、国とか地球規模の戦局じゃなくて、あくまで部隊規模のお話。

そこで一つ大きな疑問があるのですが、人類が把握できていないような外宇宙からやってきた、つまりは人類より数段優れた『超科学力』を持つエイリアンが、人類を制圧しようとする際にわざわざ白兵戦を仕掛ける必要があるのか? ということです。
しかも白兵戦ならそこそこいい勝負に。

異星人は地球の『水』が目的で侵攻してきたとのことなので、汚染等を避けたかったということかもしれませんが、それならそれでまた別のやり方があるような気がするのですが。
トム・クルーズ主演の『宇宙戦争』に出てくるエイリアンのようなやり方が理にかなってるのではないでしょうか?
わざわざ白兵戦でトドメを刺しにきたのに、そのせいで戦況を覆されるって…ねえ…。

カウボーイ&エイリアン
こちらはダニエル・クレイグ主演、1873年のアリゾナ準州が舞台。エイリアンは地球の『金』を目的にこの地に偵察隊を派遣。金の採掘と、地球制圧のため人類の調査を開始したエイリアンの偵察隊は人をさらって人体実験を始める。
主人公ジェイク(ダニエル・クレイグ)は砂漠で目を覚まし、記憶がまったくないことに気づく。腕には奇妙な金属製の腕輪がはめられていた。

この時代設定では、まともにやったらどうやったって人類側の兵器が宇宙人に通用するはずがありません。
ではどうするか?………つまり『超科学力』を持つエイリアンと戦うにあたり、最も納得のいく方法とは、『エイリアン側の武器を奪って使用する』ことではないでしょうか! (またはエイリアン側の兵器を無力化するインデペンデンス・デイ方法があります)
じつはジェイクの腕にはめられている腕輪はエイリアンの兵器なのです!

さらにこの映画ではエイリアンは人間を『虫』程度にしか思っておらず、完全に舐めきっているので、その油断をついて科学力の差を埋め戦います。なるほど、納得。
しかし! 納得いかないことがやっぱりあります! ジェイクの腕にはめられている腕輪はエイリアンのクルーが身に着けている、兵器兼万能装置ですが、これに結構大きな威力の自爆装置が組み込まれているのです。そりゃいくらなんでも危ないでしょう。エイリアンの一人が情緒不安定になってうっかり自爆したらすべてパーじゃないですか! それともエイリアンの中のスーパーエリートだからそんな心配はないのでしょうか? いや、しかし威力が強すぎでしょやっぱ。



家族に招かざる客
ファニーゲームUSA  エスター

ファニーゲームUSA
家族に新たな人物が加わって騒動を起こす系。こちらはGyaO!でやってたのを見ました。

夫、妻、息子の3人家族がバカンスを過ごすため別荘地へ。妻が料理を作っていると、金髪の美しい青年2人が食材を分けてもらえないかと訪ねてくる。最初は丁寧な物腰の青年達だったが、徐々におかしなことを言いはじめ…。
この狂気の青年2人が、ただただ家族を虐げる。酷い作品です。何かあるのかと思い最後まで観てしまいましたが、ただそれだけ。しかも終盤 禁じ手とも言える方法を出してきます。それをやっちゃあ…。
とにかく理不尽すぎて腹が立つのですが、そのせいで印象に残っているという作品ですね。

エスター
とにかくジャケが不気味で借りるのをためらってしまう作品でしたが、結構高評価のようなので観ました。

夫、妻、息子、娘の4人家族が主役。妻は3人目の子供を流産したことを気に病み、夫とも相談し養子を取ることに。エスターという9歳の女の子を家族は養女に迎える。
模範的な良い子であったエスターだが、妻と子供の周りで不可思議な事故が起きはじめ、身の危険を感じるようになった妻は事故はエスターが仕組んでいるのではないかと疑いだす。しかし夫はそれをまったく信用せず、妻の精神状態が良くないのだと思い、夫婦間にもズレが生じ始める。
この
妻「本当なの! 〇〇〇〇があれでこれで、信じられないけど本当なの!」
夫「HAHAHA。なにを言っているんだい、そんなはずはないよ。君は疲れてるのさ!さ、ゆっくりお休み」
的なやりとりはホラーの定石ですね。
終盤に明かされるエスターの秘密と目的が、少々気味悪く、おばけ的な意味で怖いのとはまた違う生々しい不気味さがありました。


その他

パイレーツ・オブ・カビリアン 生命の泉
この映画はジョニー・デップが超かっこいい映画だからオーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイがいなくても全然平気さ! と思っていたのですが、いなかったら案外寂しかった。そんな感じ。

ブラインドネス
ジュリアン・ムーア主演作品。突然視界が真っ白になり、失明するという症状が爆発的に広がる。感染症と判断した政府は感染者を隔離施設に収容。
主人公はなぜかこの感染症にかからないが、収容所に入れられることになった夫を心配し、自分も目が見えないフリをして夫とともに収容所に入る。感染者は増え続け、パンク寸前の収容所は徐々に無秩序状態に。派閥による独裁、反乱。そして収容所の外の世界は…。

不思議な映画でした。
本当は目が見える主人公は収容所生活を少しでもよくしようと奮闘しますが、目が見えないことや収容所での生活で消耗し、どんどん利己的になる他の収容者達に翻弄されます。自分が守ろうとする者から感謝されず、裏切られる。
しかし、主人公の感情描写は希薄で、なにか達観したかのような雰囲気で淡々としています。それに対して、目の見えない夫や他の収容者の感情は分かりやすいです。

目が見えるけど感情は見えづらい。目が見えないがゆえに感情が分かりやすい。この対比が不思議。
だからといって主人公は聖母のように全てを許し、救おうとしているわけでもなく、自分の守れる範囲を決め行動します。それは時に残酷に見えることもあります。
主人公が本当はどんなことを考えているのか?そこが一番気になる作品でした。

あと伊勢谷友介と木村佳乃が夫婦役で全編に出てます。 意外な作品に出てたので驚きましたが、やっぱり美男美女だな〜。

アンチクライスト
公開時に過激な性描写が物議を醸したミニシアター系作品。
夫婦の情事中、幼い子どもが誤って窓から転落死してしまう。自責の念に囚われた妻は序々に精神を蝕まれていき、性行為に依存するように。セラピストである夫はなんとか妻を救おうとするが…。
狂気に囚われた描写や展開といい、いい出来だと思いますが反面アート色が強く、好き嫌いは分かれるでしょう。久々に心底ゾッとさせられた作品でした。

パート1ここまで。パート2に続きます。以外と観てますね…。